こだわりの洗面台を探す2

2020年11月18日 16時39分


一人暮らしのため、賃貸のアパートに住んでいます。物件を選ぶときのポイントの一つが洗面台の有無でした。
こだわりとして、深くてシャワー付きのものであることを重要視しました。
築年数の浅い物件では珍しくありませんが、ちょっと古いアパートでは洗面台がないことも多いのです。
なぜ深いものが良いのか、その理由の一つに、簡単な洗濯は手洗いで済ませてしまうことが多いということがあります。
浅めの洗面台だと、水を張って洗濯物を沈めるというのが上手くできません。そのためにも深いということがポイントなのです。
また、毎朝シャンプーをしないと気が済まないタイプなので、シャワー付きであることが重要でした。
朝起きてまず頭を洗って、身体も気分もスッキリさせてから一日を始めたいので、シャワー付きが絶対条件でした。
普通にシャワーを浴びる時間があれば良いのですが、出勤前の忙しい時間帯はそうもいきません。寝坊したときなどは、これがないと大変です。
寝癖のついたまま出勤はできませんからね。深めの洗面台というのは、シャンプーのときに跳ねないのも良いですね。
賃貸だとなかなか理想的な洗面台に巡り合うことが難しいのですが、部屋の条件を多少妥協してでも、私は洗面台を重要視します。



夜にシャンプーをやめて朝のシャンプーにしたところ、髪のセットが大変楽ちんで、忙しい朝の身支度もかえって時短になりました。
というわけで、洗面台を交換する時には、朝のシャンプーが楽にできる幅75センチ幅の洗面台から選ぶことにしました。
75センチ幅と言うのはもともとついていた洗面台が90センチ幅だったのですが、
シンクの部分は現在ホームセンターでも売られている75センチ幅の洗面台のシンクの大きさと変わらないかそれよりも大きかったからです。
シャンプーとコンディショナーはイチイチ浴室まで取りに行くのは面倒なので、洗面台に常駐できるのが便利だと思います。
シンクが大きくても必ず隅っこに水平のスペースがあり、ある程度の高さのあるものがベストです。
シャンプーとコンディショナーのボトルは高さがありますから。水洗レバーはもちろん、高さ調節ができて、ヘッドの部分が取り外しがきくものです。
日々のシンクのお掃除が楽にできます。洗面台を交換してみて本当に良かったと思ったのは鏡の裏に棚がついていたことです。
ごちゃごちゃとしたものを仕舞っておけるので見た目が本当にスッキリします。
また、鏡が10センチほど前に出ることで自分の顔が良く見えるようになりました。これは想定外に良いことでした。



我が家の洗面化粧台は、新築した時に私が選びました。引っ越す前までは社宅に住んでいて、お湯が出ない、照明が暗くて化粧もできない、狭い洗面台を使っていました。
なので、洗面化粧台を自分で好きなように選んでカスタマイズできる!となった時の意気込みは凄かったです。
まず、洗面所のスペースに収まる範囲で一番大きいサイズのものにしました。
ダブルボウルにするほどの余裕はなかったので、横幅が100cmものを。一戸建ての洗面化粧台は75cmや90cmが主流と聞いていたので、標準より少し大きめでした。
そして、鏡は大きな三面鏡がついていて、裏がすべて収納スペースになっているタイプにしました。
オプションで洗面台の上に収納庫もつけられたのですが、高すぎて手が届かず、作業性が悪いと思ったのであえてつけませんでした。
その代わりに、洗面台の前に床下収納庫を作りました。
これが本当に便利!我が家はトイレ、お風呂、洗面所が一つにまとまった間取りなので、トイレットペーパーやボディソープ、洗濯用洗剤など、
水まわりに必要なもののストックをすべてしまっておけるんです。一番悩んだのは、洗面台の収納扉の色でした。
収納は、前の部分が観音開きの扉、左の部分に二段の引き出しが付いたタイプにしたのですが、真っ白と色つきのものはアップグレードになり、
価格的に高くなってしまうのです。
濁ったような白なら標準で選べたのですが、サンプルを見るとどうも業務用っぽくて…。
どうしたものかと商品カタログとにらめっこしていると、木目調の扉なら標準で選べることに気づきました。
それも、我が家の内装の色にぴったりマッチする、明るめのナチュラルカラーです。早速その色で発注しました。
商品が届いてみると、標準グレードのものとは思えないほど、おしゃれでキレイ!洗面所のアクセントカラーになっています。
新しい家に住んで10年ほど経ちますが、今でもお気に入りの洗面化粧台です。